たった一人でも、自分を出せる人がいればいい。

      2017/09/05

心を開けなくなったきっかけ

私が心を開けなくなり始めたのは、高校のときからだと思う。

特にいじめられていたわけではないが、子どもから大人に変わろうとしている高校時代に、人間には裏表があるということを目の当たりにし、人に心を開くのが怖くなっていました。

裏表があるってことは、言い方を変えれば、本音を出さずに、相手を傷つけない対応をするってこと。

要するに、大人な対応をするってことなんだけど、高校時代ってそれができるようになってる子とまだできてない子がいる時期だと思う。

ちょうど境目だから、大人な対応ができる子とできない子どっちもいる時期なんですよね。

私は、できない、というか、そういう裏表があるっていけないことだと思っていました。

悪口とか言われたくないし、言いたくない。

だからそういう裏表がある子に対して、「嫌な人だな~」なんて思っちゃってました。

でも、今考えれば、悪口を言うから嫌いとか、その子ともう関わらないとかではなく、人間関係をうまくやっていくためのガス抜きなんですよね。

結局友達だし、必要な存在なんですよ。

でも、私は、当時はそんなこともわからずに、自分も陰で言われているのではないかとおびえることしかできませんでした。

そういう、裏表がある環境についていけず、異常に疑心暗鬼になって、心を閉ざすようになりました。

要するに、自尊心が強すぎて大人になれなかったってことかな 汗



<スポンサーリンク>

 

誰にも心を開けず、異性に依存するしかない

そんな感じだから、人と関わるのが怖くなっていき、今まで友達だった子とも疎遠になり、新たな出会いがあっても、なかなか友達ができませんでした。

中学までは、友達いっぱいだったのに、とたんに、寂しい人間になってしまったのです。

元から、友達が少ないタイプよりも、元々は友達がいたのに、急に”ボッチ”になる方が堪える。

そうなると少しでも寂しさを埋めるために、異性に走るようになります。

友達はいないけど、彼氏は、常にいる状態。

異性は、同性みたいに面倒じゃないし、むこうも、異性ってことで、下心ありきで、優しくしてくれる。

それがすごく楽で、居心地がよかったのです。

でも、寂しさで一緒にいるわけだから、私のほうが、男性に依存するようになっていきます。

するとやっぱり、男性は、重たくなって、面倒になるんですよね。

自分の行動も束縛されるし。

そうやって、喧嘩も増えるし、最悪、別れることになる。

今考えれば、相手に対して思いやりさえあればうまくやっていけたことなのに、当時は、冷静じゃなかったから、「私の何がいけないの!?」、「なんで自分ばかりこんな目に・・・」としか思えなくて、徐々に自信をなくしていきました。

 

自信がないとモラハラ男を引き寄せる

それまでは彼氏に対して、わがままも言えたし、喧嘩もできていたけど、やたらと衝突するし、自分の性格がいけないんだなと思うようになり、嫌なことがあっても嫌と言えなかったし、ああしてほしい、こうしてほしいとか言えなくなっていました。

そういうことを言ったり、喧嘩をすることは大人げないと思うようになっていたのです。

でも、自分の中では、納得いってないから、ストレスがたまる一方でした。

でも、そうすると、自分のことを都合よく利用するような男性が寄ってくるようになります。

人格否定するし、言いたい放題。

私自身も自分に自信をなくしているから、言われてもしょうがないと思っていたし、そういう男性に自分のダメなところを治してもらおうと慕ってすらいました。

モラハラ男に洗脳されていたと思う。

だから、その時期は、頭がいいとか仕事ができるとか、そういうステータスのある男性が好きだったし、そういう男性に「君のそういうところがダメだ」と言われると「この人は自分をよくしてくれる」と変な安心感さえありました。

でも、自尊心が全くないわけではないからか、「なんでそこまで言われなきゃいけないの?!」と、ときどき爆発したり、思い出すだけで、とてつもない怒りがわいてきます。

時間がたった今でも、思い出すだけでイライラする(笑)

 

やっぱり自分を大切にしたい

それだけ自信をなくしていても、「ここまで言われることはない」とか「もっと自分を大切にしてくれる人と一緒になった方がいいのでは?」といつの間にか思うようになっていました。

どんなタイミングでそう思うようになったのか、知らないけど、そのことに気づけて本当に良かったと思う。

そういうことに気づけたのは、たぶん、ネットで、『自分を許してあげましょう』みたいな記事を読んだりして、徐々にダメだと思っている自分を許すことができるようになったからだと思います。

 

自分を好きになってくれる人と一緒になることの幸せ

そう思っているときに出会えたのが今の彼です。

見た目は、ちょっと暗そうなイメージで私は、あまりタイプではなかったけど、彼は、私のことをよく思ってくれているんだろうな~という感じでした。

タイプじゃないけど、むこうは私のことよく思ってくれているみたいだし、付き合ってみるか、くらいの気持ちで付き合いました。

とにかく、自分にポジティブな印象を持ってくれている人と一緒にならなきゃという思いしかありませんでした。

そう思って付き合ったのは本当に正解で、私の性格を否定することもないし、むしろ、いいところをほめてくれるような人でした。

普通に考えれば、彼氏なんだからそれが普通だと思うんだけど、当時の私は、そんな当たり前のことに愛情を感じていて、私も彼のことがどんどん好きになり、男性と付き合うことに久しぶりに幸せを感じていました。

別に悪いところを隠しているわけではなく、悪いところも全部受け入れてくれるような感じ。

彼の前では、自分らしくいられる。

本来あるべき、彼氏・彼女の関係に初めてなれたと思います。

 

久しぶりに自分の感情を出すことができた

徐々に不満もぶつけられるようになり、喧嘩して、仲直りしてということもそれなりにありました。

現在、付き合って1年ちょっとですが、この間、初めて、怒りの感情を彼にだすことができたのです。

今までも喧嘩はあったのですが、嫌なことがあっても、黙って、彼が気づいてくれるまで、私がただすねるというような形。

決して自分の気持ちを上手に伝えられていたわけではありませんでした。

でも、なんか、この間は自然と、自分の感情を表に出すことができたのです。

彼に気づいてもらう前にきちんと自分から言えたという進歩がありました。

怒っていながらも、「あれ?私、自分の気持ち言えてるじゃん!」と自分の進歩に感動する気持ちと、冷静に、彼だからここまで素直になれたんだという彼に対する感謝の気持ちが込み上げてきました。

彼も、私が初めて、感情的になってびっくりしていたけど、今までと変わらず私と向き合ってくれました。

 

たった一人、自分の感情をさらけ出せる人がいればいい

愛情をたくさんくれる彼でも、私の心を開くのに1年以上かかりました。

やはり、固く閉ざされた心を開くのには、相当の労力と時間がいるみたいです。

私に心を開かせてくれた彼と出会ってからも、相変わらず友達いないし、人間関係へたくそだけど、全然寂しくないし、むしろ幸せです。

たくさん友達がいる幸せしか知らなかったけど、たくさん友達がいなくったって、たった一人でいいから、本音で話せて、本気でぶつかることができる相手がいればいいってことを彼に教えられた気がしました。

 

 

 

 

 

 - 社会不適合